
デロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカスタート」の2機種、新型の「ECAM22062」と旧型の「ECAM22020」の違いについて説明します。
デロンギの「マグニフィカ スタート」は、自宅で本格的なコーヒーを楽しめる全自動コーヒーマシンです。
マグニフィカ スタートには、2024年発売の新型モデル「ECAM22062」と、2023年発売のモデル「ECAM22020」があり、何が違うのか気になりますよね?
この記事では、両モデルの違いや共通点を詳しく比較し、どちらがおすすめか紹介します。
違いは次の2つです。
本文でさらに詳しく説明していきます。
▼ワンタッチでふわふわミルクのカプチーノが出来上がる新機種「ECAM22062」

▼シンプルに本格コーヒーを楽しめる前機種「ECAM22020B」

目次
2024年モデルと2023年モデルの違いとは?
デロンギマグニフィカ スタートの最新の2024年モデル(ECAM22062)と、2023年モデル(ECAM22020)の違いは次の2つです。
2024年モデルのECAM2206は、ミルクの泡立てが自動化され、より手軽にミルクを使ったカプチーノが楽しめるようになっています。
一方、2023年モデルのCAM22020Eは、ミルクは手動になるものの、スペシャルティのメニューがあります。
違い①ミルクシステム 手動が自動に
デロンギの「マグニフィカ スタート」シリーズでは、ミルクシステムの違いが大きなポイントになります。
2024年モデル(ECAM22062)のミルクシステム
このモデルには「ラテクレマホット」が搭載されており、ワンタッチで最適なミルクフォームを作成できます。
デロンギ独自の技術により、ミルクの甘みを引き出しつつ、きめ細やかな泡立ちを実現します。
ボタンを押すだけで、カフェクオリティのカプチーノを楽しめるのが魅力です。
2023年モデル(ECAM22020)のミルクシステム
こちらは「ミルクフロッサー」を採用しており、ミルクの泡立てを手動で調整できます。
ミルクの量や泡の質を自由にコントロールできるため、ラテアートに挑戦したい方には最適です。
ただし、慣れるまでは少しコツが必要になります。
どちらがオススメ?
- ワンタッチでミルクまで入れて欲しいなら → 2024年モデル(ECAM22062)
- 自分好みの泡と量で作りたいなら → 2023年モデル(ECAM22020)
違い②コーヒーメニューの種類
両モデルともに、基本的なコーヒーメニューは揃っていますが、一部のメニューが異なります。
2024年モデル(ECAM22062)のメニュー
- エスプレッソ
- カフェ・ジャポーネ
- カプチーノ(自動ミルクフォーム)
- 給湯
カプチーノがワンタッチで作れるのが最大の強みです。
ボタンひとつでミルクが泡立ち、エスプレッソと組み合わさるので、簡単にカフェラテやカプチーノが楽しめます。
2023年モデルのECAM22020には搭載されていた「スペシャルティ(豆の特徴がよく活きる、すっきりした繊細な味わいのメニュー)」は、こちらにはありません。
2023年モデル(ECAM22020)のメニュー
- エスプレッソ
- カフェ・ジャポーネ(蒸らしながら抽出するハンドドリップのような味わいの、日本オリジナルメニュー)
- スペシャルティ(豆の特徴がよく活きる、すっきりした繊細な味わいのメニュー)
- 給湯
こちらはミルクを入れたい場合は別途、手動でフォームミルクを作ることになります。
そのため、タッチメニューにカプチーノはありません。
一方で、ECAM22062にはない「スペシャルティ」というメニューが搭載されており、こだわりのコーヒーを楽しみたい方にオススメです。
豆の違いを楽しみたい方には、2023年モデルの方が向いているかもしれません。
どちらがオススメ?
- カプチーノをよく飲むなら → 2024年モデル(ECAM22062)
- コーヒー自体の味を楽しむ派なら → 2023年モデル(ECAM22020)
違い比較表
2機種の違いを表にまとめました。
項目 | 2024年モデル(ECAM22062) | 2023年モデル(ECAM22020) |
---|---|---|
ミルクシステム | 自動 (ラテクレマホット搭載) | 手動 (カプチーノシステム) |
メニュー | エスプレッソ カフェ・ジャポーネ カプチーノ 給湯 | エスプレッソ カフェ・ジャポーネ スペシャルティ 給湯 |
本体カラー | ブラック・ホワイト | ブラック・ホワイト |
サイズ 幅×奥行×高さ | 240×440×350mm | 240×440×350mm |
(参考)発売日 | 2024年11月22日 | 2023年11月5日 |
こんな人にはどっちがオススメ?選び方のポイント
ここまでの比較をもとに、それぞれのモデルがどんな人に向いているかまとめました。
2024年モデル(ECAM22062)が向いている人
✅ カプチーノをよく飲む人
✅ ボタンひとつで簡単に作りたい人

2023年モデル(ECAM22020)が向いている人
✅ 豆の違いを楽しみたい人
✅ ミルクの量や泡立てを自分で調整したい人
✅ 価格を抑えつつ本格的なコーヒーを楽しみたい人

マグニフィカ スタートとは?基本スペックを解説
それでは、あらためてデロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカ スタート」の基本スペックや機能について解説します。
マグニフィカ スタートシリーズは、本格的なコーヒーを手軽に楽しめる全自動コーヒーマシンです。
豆から挽きたてのエスプレッソを抽出できるのはもちろん、ミルクメニューにも対応しており、自宅でカフェ気分を味わえます。
ここでは、ECAM22062、ECAM22020両方に共通した、マグニフィカ スタートの基本スペックや特徴を詳しく解説していきます。
基本スペック一覧
ECAM22062、ECAM22020両方に共通した、基本スペックは以下のようになっています。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | デロンギ(De'Longhi) |
シリーズ | マグニフィカ スタート |
モデル | 2種類 ①ECAM22062(2024年モデル) ②ECAM22020(2023年モデル) |
サイズ | 幅240mm × 奥行440mm × 高さ350mm |
重量 | 約9.5kg |
水タンク容量 | 1.8L |
豆ホッパー容量 | 250g |
抽出方式 | 全自動 |
対応メニュー | エスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、カプチーノ、スペシャルティ(モデルによる) |
ミルクシステム | あり |
操作パネル | タッチパネル |
マグニフィカ スタートの主な特徴
マグニフィカ スタートの主な特徴は次のようになっています。
① コーヒー豆から挽きたての味を楽しめる
コーヒーミルを搭載しており、豆を挽くところから抽出まで全自動で行います。
豆の香りや風味をしっかりと引き出し、毎回新鮮なコーヒーを味わえるのが魅力です。
② ワンタッチで簡単操作
タッチパネルを採用し、より直感的に操作できます。
③ 豊富なコーヒーメニュー
エスプレッソやカフェ・ジャポーネに加え、カプチーノやスペシャルティコーヒーも楽しめます。
特に2024年モデルでは、自動ミルク泡立て機能が搭載されているため、ワンタッチでカプチーノが作れるのがポイントです。
④ お手入れが簡単
自動洗浄機能があり、使用後の手間を大幅に軽減。
ミルクコンテナや抽出ユニットも取り外し可能で、隅々まで清潔に保てます。
「とにかく手軽に美味しいコーヒーを飲みたい!」
そんな方にぴったりのコーヒーマシンが、マグニフィカ スタートシリーズです。
デロンギマグニフィカスタート2機種の違いを比較のまとめ
デロンギの人気機種「マグニフィカスタート」の2機種、ECAM22062とECAM22020の違いを比較しお伝えしてきました。
どちらにしようか迷っている方の参考になったのであれば幸いです。
贅沢が日常となるデロンギのコーヒーマシンで、あなたもワンランク上のコーヒーライフを楽しんでくださいね。
【参考】
こちらで紹介したマグニフィカスタート新型「ECAM22062」とほぼ同じ機能を持つマグニフィカイーヴォ「ECAM29064XB」。
その違いについてはこちらにまとめています。
▶「デロンギ新マグニフィカスタートECAM22062とイーヴォECAM29064XBの違いを比較」

