1歳の子供が絵本にすぐ飽きて困っていませんか?
この記事では、1歳の子供が絵本にすぐ飽きる理由や絵本選びのポイントやコツ、そしてママにもメリットのある読み聞かせの効果についてお伝えします。
集中力の発達や興味の引き方、年齢に合った絵本の重要性を解説し、子供との特別な時間をより充実させる方法を提案します。
また、人気絵本ランキングも紹介し、1歳の子供に楽しんでもらえる作品を紹介しますのですぐに実践することができます。
子供が絵本にすぐ飽きるのはなぜ?
集中力がまだない
子供が絵本にすぐ飽きる理由には様々な要因が考えられます。
まず、子供たちの集中力がまだ未発達であることが挙げられます。
幼い子供はまだ長時間集中することが難しく、すぐに他のことに興味を持ってしまいます。
大人の集中力でさえ、2015年のマイクロソフトによる研究でたったの8秒と発表されています。
1歳の子供の集中力が長く続かないのは、言わば当たり前なのです。
そのため、絵本を読んでいてもすぐに途中で飽きてしまうことがあるのです。
興味が向くポイントはそれぞれ
子供が絵本に飽きるかどうかは、その絵本が子供の興味を引くかどうかによっても大きく左右されます。
例えば、子供が好きなキャラクターや動物が登場する絵本や、カラフルで鮮やかなイラストが描かれている絵本は、興味を引きやすい傾向にあります。
また、子供が興味を持っているテーマやストーリーが描かれている絵本も、飽きずに楽しめるでしょう。
うちの子は消防車やパトカーなどの車が大好きだったので、車が出てくる絵本にはかなり食いつきがよかったです。
年齢に合った絵本はあくまで目安
絵本には年齢に合わせた指定がされていますが、子供の興味や発達段階は一様ではありません。
そのため、年齢に合った絵本を選ぶ際には、子供の個性や興味を考慮することが重要です。
想定外の絵本を気に入ることもよくあります。
年齢に合った絵本はあくまで目安であり、子供自身の興味や理解度に合わせて柔軟に選んでみましょう。
絵本にすぐ飽きるのはママのせいじゃない
子供が絵本にすぐ飽きることは、ママやパパの読み聞かせの仕方が悪いからではありません。
集中力や興味は子供によって異なるため、子供が絵本に飽きることは自然な現象です。
ママやパパは子供の興味や反応を見ながら、楽しい読み聞かせの時間を提供することが大切です。
1歳の子供におすすめの絵本
1歳の子供が喜ぶ絵本の特徴とは?
1歳の子供が喜ぶ絵本には、次の特徴があります。
・シンプルで明るいイラスト
・触って遊べる
・音を出せる
・身近な日常の風景や動物が登場する
・好きなキャラクターが出てくる
・リズミカルで繰り返す韻文が使われている
この中から一つでも当てはまれば、1歳の子供がその絵本に興味を持ってくれる可能性は高くなります。
1歳の子供が集中する絵本のポイント
1歳の子供が集中して絵本を楽しむためには、絵本の内容がシンプルで短く、また、反復される要素があると良いでしょう。
例えば、同じ言葉や音が繰り返し登場する絵本や、繰り返し行われる振り付けや動作がある絵本は、1歳の子供が興味を持ちやすく、集中力を維持しやすくなります。
1歳の子供向けの人気の絵本ランキング
1歳の子供が喜ぶポイントがバッチリ入った絵本の、定番ランキングを紹介します。
1.「いないいないばあ」- 松谷みよ子
あかちゃん向け絵本の定番中の定番の絵本で、繰り返しの言葉や楽しい振り付けが特徴です。0歳からのファーストブックとしても愛されています。
2.「だるまさんが」 - かがくいひろし
3冊あるシリーズの中でも人気の1冊。だるまさんと一緒についつい体を揺らしてしまう楽しい絵本です。シリーズの「だるまさんの」「だるまさんと」も飽きずに楽しめるので、セットで揃えるのもおすすめ。
三冊セットを見たい場合はこちら▶「だるまさん」シリーズ 3冊ケース入り
3.「はらぺこあおむし」 - エリック=カール
目をひくカラフルな絵本で、あおむしの成長を描いています。触れて楽しめる立体的な仕掛けが特徴の絵本。リズミカルな歌と楽しいイラストが、子供の好奇心を刺激するポイントが満載の、全世界で大人気の絵本です。
4.「がたんごとん」 - 安西 水丸
列車の「がたんごとん」という音の繰り返しが楽しい絵本。シンプルなイラストにはっきりしたコントラストの色使いで、1歳の子供の興味を引き付けます。
5.「くっついた」 - 三浦 太郎
親子のスキンシップを育む、シンプルなイラストの絵本。ママやパパと絵本を読む時間は楽しい時間、幸せな時間なんだと認識できる、ステキな1冊です。
無料で読める1歳の子供向け人気の絵本
絵本を買っても、もし子供が興味を示さなかったら買うのはもったいないな、と思うときにおすすめの方法があります。
無料の電子書籍を使って、試しに反応を見てみるのです。
以下に、無料で読める1歳の子供に人気の絵本をご紹介します。
「さかながはねて」‐ 中川ひろたか
子供たちが大好きな手遊び歌が絵本になったこの1冊。
読みながら親子で一緒に手を動かしたりと、楽しい時間になるでしょう。
「いろパンダさん」- KAKU
いろんな色のパンダさんが登場する楽しい絵本です。
原色の色鮮やかさもさることながら、混ぜ合わせたらどんな色になるのかを楽しみながら学ぶこともできます。
ミッドジャーニーとキャンバでつくったAI絵本「いろパンダさん」〜色(全12色)と色の混ぜ合わせを覚える幼児向け〜: 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳の子供におすすめ
「うるしー」- ロロン
「あかちゃんが好きな絵本」を「あかちゃんに聞いて作る」という、これまでにない発想から作られた絵本です。
あかちゃんが選んだ「本当に好きな」キャラクターや言葉が出てくるこの絵本で、親子で楽しめること間違いなしです!
1歳の子供でも飽きずに楽しめる絵本の読み方
型にとらわれ過ぎず自由に読もう
1歳の子供との絵本の読み聞かせでは、型にとらわれず自由に読むのがおすすめです。
子供が興味を持ったり、驚いたりする場面では、その場に合わせてストーリーを変えたり、本には書かれていないけど、効果音のように音を手で出してみたり声を出したりしてもいいでしょう。
そうすることで、子供の興味を引きつけることができます。
また、そのページを読み終わったら次のページ、という固定概念は一旦横においてみてください。
その子が興味を持って楽しんでいるページがあったら、しばらくそのページを見ながらお話ししてみるのも、飽きずに楽しむコツの一つです。
1歳の子供に絵本を読む際の注意点
1歳の子供に絵本を読む際に注意すべきポイントは、子供の反応や様子をよく観察することです。
子供が興味を失ったり、飽きたりしたときには、無理に読み続けるのではなく、一時中断して他の遊びを提案したり、違う絵本の読んだりすることが重要です。
1歳の子供の興味は変わりやすく、その日は全く興味を示さなかった本を、数日後に読みたがったりすることもあります。
今日は飽きずに聞いてくれるかな?と短い時間でもいいので少しずつトライしてみてください。
すぐ飽きても大丈夫!ママにもメリット大の読み聞かせの効果
短い時間で質の高いコミュニケーションがとれる
絵本を一冊読むのは、ほんの5分ほどの短い時間です。
このたった数分の時間が、読み聞かせを通じてママと子供が共に過ごす質の高いコミュニケーションの場となります。
日々忙しくしていると、子供とのコミュニケーションは指示などの一方的な言葉かけになりがちです。
そんな中、親子のあたたかいコミュニケーションがとれる時間を絵本が提供してくれるのです。
絵本を通じて、ママが子供に愛情を伝えたり、子供がママとの絆を感じたりすることができるようになりますよ。
忙しさを一旦忘れてリフレッシュ
忙しい日々の中で、絵本を読み聞かせる時間はママにとってもリフレッシュの機会となります。
子供と一緒に絵本を読むことで、日常の忙しさを一時的に忘れ、子供との絵本の世界に没頭することで、心がリフレッシュされる効果が期待できます。
子供の無邪気な笑顔や成長を感じながら、ママ自身も一呼吸おいてリラックスできるでしょう。
電子書籍の活用もアリ
絵本を読み聞かせる際には、紙の絵本だけでなく、電子書籍を活用することも有効です。
電子書籍には音声やアニメーションが付いているものもあり、子供の興味を引きつける効果が期待できます。
ただし、長時間の利用は子供の目の負担になる心配もあります。
電子書籍のおすすめの使い方はこちらです。
子供がその絵本に興味を示すかどうか、試しに見てみるために使う
ママが疲れているとや、どうしても手が離せないときに使う
絵本の電子書籍配信サービスを試したい方は、AmazonのKindle Unlimitedがおすすめです。
絵本以外にも、雑誌やマンガを含む多くの書籍約200万冊がサブスクで読み放題。
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この記事で紹介したコツを参考になれば幸いです。
親子の楽しい読み聞かせの時間をお過ごしください。