ベビーカーに扇風機は危ないと心配で、暑さ対策に悩んでいませんか?
夏の暑い日にベビーカーで外出する際、暑さ対策でお手軽なのは、ベビーカーに付けられる扇風機ではないでしょうか。
でも、ベビーカーに扇風機は危険という声もあり、心配になりますよね。
ベビーカーに扇風機が危ないと言われる理由は次の3つです。
・赤ちゃんが扇風機の羽でケガをする恐れがある
・長時間風に当たり続けると体温低下の恐れがある
そこで、ベビーカーに扇風機を付ける際に最適な場所はここ!
『ベビーカーフードの通気窓(のぞき窓)越し』
です。
この記事では、ベビーカーに付ける扇風機を正しく使う方法を詳しく解説します。
暑い夏も赤ちゃんを安全で快適に過ごすためのポイントを知って、パパもママも安心して楽しく過ごしましょう。
ベビーカーに扇風機は危ない?
ベビーカーに扇風機を付けるのは危ないと言われるのは、次の3つの理由からです。
- 熱風を浴びせることでさらに体温上昇を招く恐れがある
- 扇風機で赤ちゃんがケガをする恐れがある
- 扇風機の風を同じ場所に長時間浴びると冷え過ぎる恐れがある
この3つについて順番に説明していきます。
これらのリスクを理解し、適切な対策を講じることで、扇風機を安全に使用することが可能です。
熱風を浴びることになっていない?
気温が36℃を超えるような真夏日だと、扇風機が熱い空気を回してているだけということになりかねません。
また、アスファルトなど高熱になる地面から風を送ると、40℃以上にもなる熱風を赤ちゃんに送ってしまうことも考えられます。
その場合、体温以上の高温の熱風を浴び続けることで赤ちゃんの体温が上がってしまい危険です。
扇風機で赤ちゃんがケガをする恐れ
赤ちゃんは何でも触ってしまうので、扇風機の回転する羽が赤ちゃんの手に触れてしまうと、ケガをする可能性もあります。
また、扇風機の落下によってケガをする恐れもあります。
しっかり固定したつもりでも、振動により少しずつ緩んでしまい、落ちてしまうこともあります。
風に長時間当たり続けると体温低下の恐れも
扇風機の風が直接赤ちゃんに当たり続けると、体温調節が未発達な赤ちゃんの体温が下がりすぎる恐れがあります。
赤ちゃんが寝てしまった場合など、うっかり同じ場所に長時間風を当ててしまわないよう気を付けなければいけません。
ベビーカーで扇風機を安全に使うためのポイント
扇風機をベビーカーで安全に使うためのポイントをいくつか紹介します。
これらのポイントを押さえて、扇風機をベビーカーに取り付けることで、安全に涼しく過ごすことができます。
1番安全な扇風機の取り付け場所は「フードの通気窓越し」
最も安全な扇風機の取り付け位置は、ベビーカーのフードにある網目状の通気窓です。
フードに通気窓や覗き窓がついているベビーカーをお使いであれば、その窓越しに設置するのがベストです。
窓が付いていないベビーカーをお使いの場合は、次のポイントに気を付けて設置してみてください。
赤ちゃんの手が届かない場所
ベビーカーに扇風機を取り付ける際には、赤ちゃんの手が届かない場所を選びましょう。
赤ちゃんは何にでも興味を持ってさわるので、指を入れてケガをしてしまう可能性もあります。
また、扇風機のコードやスイッチも、赤ちゃんの手が触れることのないように設置してください。
赤ちゃんの顔に風が直接当たらない場所
扇風機の風が、直接赤ちゃんの顔に当たり続けないように気をつけましょう。
強い風が顔に長時間あたると、赤ちゃんの目が乾燥してしまったり、呼吸がしにくくなったりします。
アスファルトの高熱を送らない場所
アスファルトのような高熱を持つ地面から風を送らないように、高い位置に設置しましょう。
地面からの熱が扇風機の風に乗って赤ちゃんに当たり続けると、体温上昇の原因になります。
地面の低い位置ではなく、少しでも高い位置に扇風機を設置することが大切です。
赤ちゃんがベビーカーで扇風機の風に当たり過ぎない工夫は?
ベビーカーで扇風機を使う際に、赤ちゃんが風に当たり過ぎないように工夫しましょう。
以下のポイントを参考にしてください。
こまめなオン/オフや風量を調整する
扇風機の風量やオン/オフをこまめに調整することで、赤ちゃんが快適に過ごせるようにしましょう。
その場所の環境や、赤ちゃんの様子を見ながらスイッチを切ったり風量を変えたりします。
例えば、日陰に入ったから弱める、赤ちゃんが寝たので弱めるなど、状況に合わせて調整してください。
首振り・リズム機能・タイマーのある扇風機を使う
首振り機能やリズム機能、タイマー機能を備えた扇風機を選ぶと、赤ちゃんに適した風の使い方ができます。
首振り機能で広範囲に風を送ることで、一つの場所に風を当て続けるのを避けることができます。
リズム機能は自然な風を再現し、快適な涼しさを保つのに役立ちます。
首振りやリズム機能があれば、風が顔に直接あたってしまう場所でもその問題が回避できます。
また、タイマー機能があれば、涼しい場所に移ったのに消し忘れてしまうなど、必要以上に風を当ててしまうのを防ぐことができます。
扇風機と合わせ技で快適に
扇風機だけで暑さ対策をするのではなく、合わせ技を使うことでさらに涼しく快適に過ごすことができます。
ここでは次の2つの方法をご紹介します。
赤ちゃんの帽子を湿らせる
暑い日中、赤ちゃんの頭部を守るために帽子をかぶらせていることでしょう。
その帽子を少し湿らせてからかぶせて風を送ると、気化熱でさらに涼しさを感じることができます。
水で濡らしたハンカチや冷たいお水を使って、帽子を湿らせてみてください。
ただし、赤ちゃんが不快に感じないように、適度な湿り具合に調整してください。
濡らして使うタイプの冷却シートを使う
冷却シートは、赤ちゃんの体温を下げるのに効果的です。
特に、濡らして使うタイプの冷却シートは、風による気化熱の作用で涼しさが増すため扇風機との相性が良いです。
ベビーカー用の扇風機オススメ5選
ベビーカーへの扇風機の取り付け方は主に、クリップではさむタイプか、巻き付けるタイプです。
クリップ式は、設置したい場所の厚さや太さによっては取り付けできないこともあります。
巻き付け式は、フードのふちなどに、ぐるりと一周させられる部分がない場合は設置できません。
ここでは、ベビーカーにオススメの扇風機を、クリップ式3つ、巻き付け式2つご紹介します。
お使いのベビーカーに合わせて選んでみてくださいね。
クリップ式3選
クリップ式ですべての機能が揃っているのはこれ!
ポイント
🔴クリップ式 🔴首振り機能 🔴リズム機能 🔴タイマー機能 🔴静音タイプ
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自然風モードも付いてより快適なのはこちら
ポイント
🔴クリップ式 🔴首振り機能 🔴リズム機能 🔴自然風モード機能 🔴静音タイプ
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お手頃価格はこちら
ポイント
🔴クリップ式 🔴首振り機能 🔴静音タイプ
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巻き付け式2選
巻き付け式 安全性で選ぶならこれ!
ポイント
🔴巻き付け式 🔴リズム機能 🔴羽なしタイプ 🔴静音タイプ
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お得に買うならこれ!
ポイント
🔴巻き付け式 🔴首振り機能 🔴静音タイプ
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扇風機以外の暑さ対策おすすめ ファンが上部に付いているファンシート
扇風機だけでなく、他にも暑さ対策としておすすめの方法があります。
その一つが、ファン付きシートです。
これは、ベビーカーに敷いて使用するものです。
シートに小さなファンがついており、赤ちゃんの背面から風を送ることができます。
それにより、熱のこもりと蒸れを防ぎ、涼しく快適でいられるのです。
ファン付きシートは、扇風機と比べて安全性が高いというメリットもあります。
扇風機を安全に使用するのが少し難しいなと思った方は、ファン付きシートを検討してみてはどうでしょうか。
今回ご紹介するファン付きシートは、空気を取り込むファンが上部、頭の後ろの方に付いているタイプです。
現在主流のベビーカー用ファン付きシートは、ファンが足元に付いているのが多いです。
それらとは違い、より地面から離れた位置にファンがついているこちらの「日本育児Air Liner」をおすすめします。
お値段も扇風機と3,000円ほどの差なので、予算の範囲内であれば一度検討してみる価値はあると思います。
より効果的に暑さ対策を行い、赤ちゃんと一緒にママもパパも思い切り楽しめる夏になりますように。
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