
デロンギ全自動コーヒーマシンのウォーターフィルターは必要なのか、付けなくてもいいのか、気になりますよね。
デロンギのウォーターフィルターが必要かどうかは、美味しさへのこだわりや水の種類、またお手入れにかかるコストや手間の許容度によって異なります。
先に結論をお伝えすると、このようになりす。
付けた方がいい人
・コーヒーの味わいをより楽しみたい人
・水道水の硬度が高めの地域(関東・熊本・沖縄など)に住んでいる人
・除石灰作業の頻度を減らしたい人
必ずしも必要でない人
・水道水がもともと軟水の地域(北海道・東北など)に住んでいる人
・水道水ではなく、市販の軟水ミネラルウォーターを使用する人
・できるだけメンテナンスにかかるコストを抑えたい人
本文ではさらに詳しく説明していきます。
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目次
デロンギ全自動コーヒーマシンのウォーターフィルターの役割
デロンギ全自動コーヒーマシンのウォーターフィルターは、水を軟水化する役割があります。
ウォーターフィルターを使用しなくても問題なく作動しますが、軟水化することで次のような効果があります。
以下で一つずつ解説します。
コーヒーがより美味しくなる
ウォーターフィルターを使用することで、より美味しいコーヒーを作ることができます。
それは、水中のミネラル分がコーヒーの味わいに与える影響を抑えられるからです。
ミネラル分の少ない軟水でコーヒーを作ることで、より豆本来の風味を引き立てるとされています。
ウォーターフィルターで水中のミネラル分を減らし軟水化することで、味わい深いコーヒーを楽しめます。
特に、日本人好みの繊細でまろやかなコーヒーを味わいたい方は、ウォーターフィルターを付けることでより満足度を高められそうです。

除石灰作業の頻度を減らせる
ウォーターフィルターで軟水化することで、除石灰作業のサイクルを20%延長することができます。
つまり、作業頻度を減らせるのです。
デロンギのコーヒーマシンは、使用するうちに水に含まれる石灰やミネラル成分が製品内部に蓄積するため、放置すると本体が故障する可能性があります。
ですので、長くデロンギコーヒーマシンを使っていくためには、「除石灰作業」というメンテナンスを必ず定期的に行わければなりません。
この除石灰作業のタイミングは、使用する水の硬度が高いほど、また1日に飲むコーヒーの量が多いほど、次の作業までの期間が短くなります。
平均的には3、4か月毎が多いようですが、2ヶ月でランプが点灯したという方もいれば、半年以上経ってもまだ使えているという方もいるようです。
・ほとんどの機種では、作業が必要になるとランプが点灯しお知らせします。
この除石灰作業が、1回あたり約25分かかり、作業を始めると途中で中止することができないことなどから、地味に億劫に感じる方が多いようです。
ウォーターフィルターを使用することで石灰の蓄積が抑えらるので、この除石灰作業の頻度を20%減らすことができるとされています。
具体的に、20%の軽減効果がどのくらいなのかを計算してみました。
作業回数(時間) 1年あたり | 費用 1年あたり | |
---|---|---|
フィルター 使用なし | 2~6回 (年間合計50分~150分) | 1,480円 ~4,440円 |
フィルター あり | 1.6~4.8回 (年間合計40分~120分) | 1,184円 ~3,552円 |
※作業回数は使用する水の硬度などにより異なるため、2ヶ月毎~6ヶ月毎として計算。
時間について、1回の作業を25分で計算。
費用について、デロンギ公式除石灰剤(定価740円 調査時点価格)で計算。
作業サイクルが短い2ヶ月毎のケース(1年に6回とした場合)で、1年あたり回数が約1回分減り、費用は千円ほど軽減されます。
作業サイクルが6か月毎(1年に2回とした場合)では、そこまでメリットはないように感じます。
ウォーターフィルターにかかるコストと手間は?
次に、デロンギ全自動コーヒーマシンのウォーターフィルターにかかるコストと手間について説明します。
ウォーターフィルターを使うと「除石灰作業」の手間とコストは減らせますが、逆に、「ウォーターフィルター交換」の手間とコストが発生します。
除石灰作業は使用する水の硬度により幅がありましたが、ウォーターフィルターの交換は一律に2ヶ月ごととされています。
次の内容で年間あたりのコストと手間(交換にかかる時間)を計算してみました。
- フィルター代:1個1,980円(デロンギ公式HPより 調査時点価格)
- 作業時間:1回あたり約5分
ウォーターフィルター交換にかかる
コストと時間
(1年あたり)
費用 | 1,980円/回 × 6回 =11,880円 |
時間 | 5分/回 × 6回 =30分 |
ウォーターフィルターを使うことで、年間約1万円のコストが発生します。
除石灰作業が軽減されるといっても、最大で千円程度でしたので、費用の面ではウォーターフィルターを使用しない方がメリットがあります。
交換作業の手間については、こちらは比較的簡単で、手順に沿って行えば所要時間は1回あたり約5分。
年間で30分です。
除石灰作業の軽減される時間も年間あたり最大約30分なので、そこまでメリットはないかもしれません。
ただ、付きっ切りで行う除石灰作業への負担感を強く感じる方は多く、少しでもそれを軽減したい方にはメリットと言えそうです。
日本の水道水の硬度は?地域別の違いをチェック
ここでは水道水の硬度について、地域による違いを説明します。
WHOの定義と日本の水の硬度
WHO(世界保健機関)は、硬度60mg/L以下を軟水と定義しています。
日本の水道水の平均硬度は48.9mg/Lであり、世界的には軟水に分類されます。
日本の地域別の硬度分布
日本の水の硬度は地域によって異なり、以下のような傾向があります。
※あくまで平均の参考値です。
硬度が高い地域:
- 千葉県(平均約83.4mg/L)
- 埼玉県(平均約82.8mg/L)
- 東京都(平均約65.8mg/L)
- 熊本県(平均約72.2mg/L)
- 沖縄県(平均約68.1mg/L)
硬度が低い地域:
- 北海道
- 東北地方
ただし、同じ県でも取水元などにより硬度に違いがあるので、お住いの地域の水道局のホームページなどで確認するのをおすすめします。
また、すでにデロンギの全自動コーヒーマシンをお持ちの方は、付属の水硬度チェッカーでレベルをチェックしていると思います。
レベル3以上は硬度が高めなので、コーヒーの味にも影響が出そうですし除石灰作業が頻繁になるので、ウォーターフィルターを使うメリットがありそうです。
反対に、硬度が低い場合は、ウォーターフィルターを使わなくても美味しいコーヒーが作れる軟水ということなので、コスト面も考えるとあまりメリットはなさそうです。
ですが、ウォーターフィルターを使うことでもっとコーヒーが美味しくなることは間違いありません。
年間約1万円ほどでより味わい深いコーヒーを楽しめると考えると、大きな出費ではないかもしれません。
とは言っても、少しでもコストを抑えられたら嬉しいですよね。
デロンギ公式店以外でもウォーターフィルターの取り扱いがあるので、値下げのタイミングで入手するのも良さそうです。
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ウォーターフィルターを使わない場合の代替方法
ウォーターフィルターを使わない場合でも、いくつかの代替方法があります。
除石灰作業をしっかり行う
ウォーターフィルターを使用しない場合、定期的にしっかりと除石灰作業が必要です。
作業が必要なタイミングは、表示部にお知らせが点灯します。
頻度の目安は3か月〜半年に1回程度となっていますが、硬度が高めの水を使っている場合、2ヶ月で表示が付くケースもあるようでした。
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市販の軟水ミネラルウォーターを利用する
水道水の硬度が気になる場合、市販の軟水のミネラルウォーターを使用するのも一つの方法です。
コーヒーマシンに市販のミネラルウォーターを使うことについて、軟水であれば問題はなく、適した水であるとデロンギ公式サイトにも載っています。
「水について」
新鮮な水道水(浄水器・整水器)や軟水(硬度90mg/L以下)のミネラルウォーターが適しています
※硬水を使用すると石灰分が詰まり、故障の原因になります。
参考までに、代表的な市販の軟水ミネラルウォーターを載せておきます。
- クリスタルガイザー(硬度38mg/L)
- アサヒ おいしい水 天然水 六甲(硬度約40mg/L)
- キリンビバレッジ 自然が磨いた天然水(硬度約49~58mg/L)
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ただ、ペットボトルの水は開封すると雑菌の繁殖が早いため、1日を超えてタンクに水を入れたままにするのは控えた方が良さそうです。
ウォーターフィルターが必要な人・不要な人
それでは、ウォーターフィルターが必要な人・不要な人を整理してみました。
ウォーターフィルターが必要な人
- コーヒーの味わいをより楽しみたい人
- 水道水の硬度が高い地域(関東・熊本・沖縄など)に住んでいる人
- 除石灰作業の頻度を減らしたい人
ウォーターフィルターが必ずしも必要でない人
- 水道水がもともと軟水の地域(北海道・東北など)に住んでいる人
- 水道水ではなく、市販の軟水ミネラルウォーターを使用する人
- できるだけメンテナンスにかかるコストを抑えたい人
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デロンギのウォーターフィルターは必要かのまとめ
デロンギ全自動コーヒーマシンのウォーターフィルターは、必ずしも必要というわけではありません。
住んでいる地域の水の硬度や、コーヒーの味の好み、メンテナンスのコストや手間を考慮して、使用するかどうかを決めるのがおすすめです。
水の硬度が高い地域に住んでいる場合は、フィルターを使うことで除石灰作業の負担を減らせます。
一方、もともと軟水の地域では、フィルターなしでも除石灰作業は少ない頻度で使えます。
自分の環境に合った方法を選んで、快適なコーヒーライフを楽しんでくださいね。

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