
炊飯器を清潔に保つことは、おいしいご飯を炊くためにもとても大切ですよね。
特に「外蓋が外せる炊飯器」は、より炊飯器を清潔に保てると注目されています。
この記事では、外蓋が取り外せるタイプの魅力や選ばれている理由をわかりやすく解説しながら、おすすめモデルも紹介していきます。
目次
外蓋が外せる炊飯器を選ぶ3つのメリット
炊飯器は、毎日使う調理家電のひとつです。
しかし意外と見落としがちなのが「外蓋」のお手入れです。
内蓋だけでなく外蓋まで外して洗える炊飯器は、清潔さを保ちやすく、近年需要が高まっています。
ここでは、外蓋が外せる炊飯器がなぜ選ばれているのか、そのメリットを3つのポイントに分けて解説します。
内蓋だけでなく外蓋も外せると清潔さが段違い
炊飯時にたくさんの湯気が出るので、炊飯器の蓋には見えない汚れが付着します。
内蓋は洗っていても、外蓋に汚れがたまるとニオイやカビの原因になることもあります。
外蓋まで取り外して丸洗いできるモデルなら、見えない部分までしっかり洗えるため、常に清潔な状態をキープしやすくなります。
衛生面が気になる方には特におすすめのポイントです。
ニオイや汚れが残りにくく、長く衛生的に使える
特に白米以外の炊飯や料理に使った後のニオイや汚れは、次に炊くご飯の味に影響を与えることがあります。
外蓋まで取り外して洗えることで、ニオイや汚れの元をしっかり除去できるため、いつでもおいしいご飯が楽しめます。
また、清潔な状態を保つことで、炊飯器本体の劣化も防ぎやすくなります。
美味しさと衛生面、両方を大切にしたい方には大きなメリットです。
赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭でも安心
小さなお子さんや赤ちゃんがいる家庭では、特に衛生面に気を使いますよね。
哺乳瓶や離乳食の道具と同じように、炊飯器も清潔に保っておきたいところです。
外蓋まで洗える炊飯器なら、目に見えない汚れまでしっかり落とせて、安心して使い続けられます。
家族の健康を守るためにも、細かく洗える構造は魅力的です。
外蓋が外せる炊飯器のおすすめモデル【2025年最新版】
ここからは、2025年の炊飯器の中から「外蓋が外せる炊飯器」のおすすめをご紹介します。
高機能なものからコンパクトで省スペースなものまで、ライフスタイルに合った一台がきっと見つかるはずです。
機能性・デザイン・コスパを重視して、あなたにぴったりの炊飯器を選んでみてください。
タイガー JKT-S・Lシリーズ:日本大手メーカー
こちらのタイガー炊飯器は、今回紹介する外蓋が外せる炊飯器の中で、唯一の大手日本メーカー製品です。
タイガー IH炊飯ジャー JKT-Sシリーズ / JKT-Lシリーズ
✅ 外蓋まるごと着脱可(ワンタッチで取り外し可能)
✅ ステンレス製ふた加熱板でお手入れ簡単
容量:
JKT-S100 / JKT-L100:5.5合
JKT-S180 / JKT-L180:1升
タイガーのこのシリーズは、外蓋と内蓋が外せて丸洗いできる設計が特徴。
掃除のしやすさと機能性を両立した安心の定番モデルです。
ただし、内蓋と外蓋の間にある「放熱板」の部分は本体に取り付けられており、そこは外すことはできません。
外せない放熱板のイメージがしづらい場合、Amazonの商品ページに分かりやすい画像が載っていましたので参考にしてみてください。
>>タイガー炊飯器「JKT-L100TP」の外せる蓋の画像をAmazonで見てみる
蓋の部分すべてを外すことはできませんが、汚れがたまりやすい細かな部分は内蓋と外蓋部分が主なため、十分に清潔を保つことができます。
「JKT-Sシリーズ / JKT-Lシリーズ」は、メーカーでの生産は終了しているため、在庫が少ないようです。
中古も多く売られていましたが、新品が欲しい方は早めにチェックするのが良さそうです。
▼各店在庫かぎり!?まだ販売しているかここからチェックできます。
バーミキュラ:ホーロー鍋で炊く美味しさ
バーミキュラのライスポットは、ホーロー鍋で炊くご飯がスイッチひとつでできる高級炊飯器です。
鍋で炊くのと同じ構造なので、蓋もシンプル。
一般的な炊飯器のような外して洗う部品などがなく、常に清潔に使えます。
バーミキュラライスポット/ライスポットミニ
✅ 外蓋はホーロー鍋のように完全着脱式
✅ パーツが少なく、洗いやすい設計
容量:約5合(ライスポットミニは3合)
美味しさに定評のあるバーミキュラのライスポットは、炊飯鍋+加熱プレートの構成で、外蓋は鍋のふたそのもの。
重厚なふたは鍋の蓋なので、丸洗いで洗浄性は抜群。
炊飯器というより調理鍋寄りの製品ですが、「外蓋も常に清潔に保ちたい」という方には理想的な選択肢です。
MAXZEN:シンプルな鍋タイプの炊飯器
こちらも鍋タイプの炊飯器で、蓋は鍋のようにかぶせているだけなので簡単に外して洗うことができます。
MAXZEN 3合炊飯器 MRC-TX301
✅ フルオープン型の外蓋がワンタッチで取り外し可
✅ 小型でも本格派!3合炊きで一人暮らしに最適
容量:3合
シンプル設計で人気のMAXZENは、外蓋がパカっと外れる構造。
軽量コンパクトながら、掃除しやすい作りが評価されています。
大同電鍋:台湾で定番の万能電気鍋
レトロな雰囲気が人気の大同電鍋は、日本でも人気の電気鍋。
シンプルな作りで炊飯器として使っている方も多くいます。
✅ 蓋は完全に独立した構造で鍋のふたのように外れる
✅ パーツがシンプルで掃除がしやすい
容量:3合〜最大10合(複数モデルあり)
台湾で長年愛されている大同電鍋は、炊飯というより多機能調理鍋。
蓋は完全に分離しており、ふたの手入れが非常に楽です。
煮込みや蒸し料理もでき、複数の用途で衛生面を気にする方におすすめ。
VETLER:ガラス蓋の電気鍋
大同電鍋と構造は似ていますが、こちらは日本メーカーの電気鍋です。
VETLER EASY COOKER VOLTON
✅ 外蓋(ガラス蓋)が丸ごと取り外せて丸洗いOK
✅ 本体・内釜・ふた・しゃもじすべてが掃除しやすいシンプル構造
容量:最大4合炊き対応(1合~4合まで選択可)
日本のメーカーVETLERが提案する多機能電気鍋。
外蓋は独立したガラス蓋で簡単に取り外せ、ふた裏や蒸気まわりの汚れもすぐ拭き取れる構造です。
洗いやすさ・使いやすさを第一に設計されており、「炊飯器も徹底的に清潔に使いたい」という人におすすめの一台。
このように、外蓋が外せる炊飯器を選ぶことで、日々の清潔さとメンテナンス性がぐんと向上します。
象印・Panasonic・アイリスオーヤマにも外蓋が外せる炊飯器はある?
今回の調査時点では、象印・パナソニック・アイリスオーヤマなど大手日本の炊飯器メーカーには外蓋を外せるモデルはありませんでした。
前の項目で紹介した、「タイガー IH炊飯ジャー JKT-Sシリーズ / JKT-Lシリーズ」のみが大手炊飯器メーカーから出ている製品でした。
今主流の炊飯器は、内蓋を外して洗いやすくしているタイプが多かったです。
外蓋も洗える形状のものは、バーミキュラや大同電鍋のような、電気鍋タイプに多くみられました。
外蓋が外せない炊飯器を清潔に使う代替策
「外蓋が外せない炊飯器」を使っている場合でも、できる範囲で衛生的に保つ方法はあります。
ここでは、特別な道具を使わずに、日常的にできるシンプルなお手入れ方法を紹介します。
ふた裏や通気口など、手が届きにくい部分は綿棒や布でケア
炊飯のたびに水滴や蒸気が当たる外蓋の内側や通気口周辺は、こまめに拭き取るだけでも清潔さを保てます。
- 使用後、柔らかい布などでふき取り
- 細かい隙間は綿棒や爪楊枝などで掃除
毎回でなくても、週に1回程度の習慣にすると清潔を維持しやすくなります。
洗浄モードがある場合は定期的に活用
多くの炊飯器には、内部を蒸気で洗浄する「お手入れモード」「クリーン機能」などが搭載されています。
これらの機能を活用すれば、目に見えない汚れやにおいも軽減しやすくなります。
- 空炊きでスチームを発生させるモード
- パーツを取り外した後に内部を加熱して殺菌するタイプなど
お使いのモデルに応じて、説明書で機能の有無を確認してみてください。
こまめなお手入れが、清潔を保つ一番の近道
外蓋が外せないタイプでも、「気づいたときに軽くふき取る」だけで汚れやにおいの蓄積を防げます。
洗いづらい構造だからこそ、ためないことがポイントです。
メーカーごとの取扱説明書に沿った手入れを!
炊飯器の素材や構造はモデルによって異なるため、使ってよい洗剤・道具、洗えるパーツの範囲もそれぞれ違います。
必ず、お手入れの前に取扱説明書を確認し、指示に従って正しくお手入れしてくださいね。
外蓋が外せる炊飯器おすすめについてのまとめ
外蓋が外せる炊飯器は、清潔に使いたい人や、日々のお手入れをラクにしたい方にとって大きなメリットがあります。
選ぶ際には、取り外しのしやすさや設置場所との相性、機能の使いやすさなども確認してくださいね。
あなたのライフスタイルに合った1台を見つけて、毎日の食卓がより快適になりますように。




