
ノンフライヤーは、油を使わずに揚げ物ができる便利なキッチン家電。
「ヘルシーに唐揚げが作れる!」「火を使わないから安心!」と注目され、家庭でも人気が高まっています。
でも実際に使ってみると、
「使ったあとのバスケットが油でギトギト…」
「パーツの隙間に汚れがたまって洗うのが面倒…」
と、“後片付けの手間”に悩む声も少なくありません。
せっかく調理が楽になっても、洗うのが大変では本末転倒ですよね。
そこで今回は、「洗いやすさ」に注目してノンフライヤーを選ぶポイントや、実際に手入れが簡単なおすすめモデル5選をご紹介します。
ノンフライヤーを洗いやすさで失敗しない選び方
ンフライヤーを「便利!」と感じられるかどうかは、実は“使ったあとの手入れがラクかどうか”にかかっています。
この章では、購入前にチェックすべき「洗いやすさ」に直結するポイントを4つに分けて解説します。
1. 食洗機対応かどうか
もっとも手間を減らせるのが、「食洗機対応のバスケット&プレート」を選ぶこと。
とくに次のような表記がある製品は要チェックです。
- 「バスケット、内アミともに食洗機対応」
- 「取り外して丸洗いOK」
- 「ノンスティックコーティングで油汚れが落ちやすい」
ただし、“本体部分”は食洗機に入れられないため、対応パーツがどこまでかを確認することが大切です。
2. コーティング加工の有無(ノンスティック)
「ノンスティック加工(こびりつき防止)」されたバスケットは、少しの汚れならサッと水洗いで落とせるため、日々のお手入れがかなり楽になります。
一方、コーティングが弱いと剥がれやすく、逆に洗いにくくなることも。購入前にレビューなどでコーティングの耐久性も確認すると安心です。
3. パーツの取り外しやすさ
一見シンプルに見えても、「バスケットが固くて外しづらい」「網が引っかかって外せない」といったことがあると洗うのが億劫になります。
洗いやすさを重視するなら、簡単にパーツを分解・取り外しできる構造かどうかも大きなポイントです。
4. バスケットの形状とサイズ
意外と見落としがちなのがバスケットの深さや形状です。
たとえば:
- 「深型で底が狭い」→ 油がたまりやすく、洗いにくい
- 「浅型で口が広い」→ スポンジや手が入りやすく洗いやすい
また、大きすぎると「食洗機に入らない」「重くて流しで洗いにくい」などの問題も。
自宅のシンクや食洗機サイズに合うかどうかも、意外と大事な選定ポイントです。
以上のポイントを押さえて選べば、日常的に使っても苦にならないノンフライヤーを選ぶことができます。
次章では、実際に「洗いやすさ」で好評なおすすめモデルを5つ厳選してご紹介します。
洗いやすい!ノンフライヤーおすすめ5選
ここからは、「洗いやすさ」を重視して選びたい方に向けて、実際におすすめできるノンフライヤーを5機種ご紹介します。
いずれも食洗機対応や手入れのしやすさが評価されているモデルなので、購入前の比較にぜひ役立ててください。
① COSORI ノンフライヤー 2L(CAF-LI211)
コンパクト&軽量で、一人暮らしに最適な洗いやすさ重視モデル
- 食洗機対応:◎(バスケット・中皿ともにOK)
- 注目ポイント:本体が小型で、バスケット重量も軽め。洗いやすさに定評あり
- こんな人におすすめ:とにかく後片付けをラクにしたい一人暮らしの方
油を落としてヘルシーに仕上がるのに、後片付けも食洗機にポンで完了。初めてのノンフライヤーにもぴったり。
② Ecozy ノンフライヤー AF-CT400A
価格と機能のバランスが良い、実力派コスパモデル
- 食洗機対応:◎(バスケット・内アミ)
- 注目ポイント:広口バスケットで洗いやすい構造+ノンスティック加工
- こんな人におすすめ:価格を抑えつつ洗いやすさも妥協したくない方
使用後はパーツを取り外してそのまま食洗機へ。見た目もシンプルでキッチンに馴染みやすい一台です。
③ SAMKYO ノンフライヤー F40(4.2L)
見た目も機能性も重視した、手入れのしやすい大容量モデル
- 食洗機対応:◎(バスケット・網プレート)
- 注目ポイント:タッチパネル&可視窓付きで操作も簡単。バスケットが丸ごと取り外し可
- こんな人におすすめ:2〜4人分の調理を想定している方/家族で使いたい人
実用性だけでなく、調理中の様子が見える“窓付き”で安心。洗いやすさと機能性を両立したモデル。
④ recolte ハイスチームエアーオーブン RAO-3
蒸気の力で“そもそも汚れにくい”新発想モデル
- 食洗機対応:✖(※食洗機は使えないが、手入れモード搭載)
- 注目ポイント:スチーム洗浄モード搭載/内部を高温の蒸気で洗浄する構造
- こんな人におすすめ:隅々までキレイに洗いたい人、最新モデルを試してみたい人
通常のノンフライヤーにない「自動洗浄モード」が魅力。高温の蒸気と流水で汚れを浮かせてラクラク清掃。
⑤ BRUNO ガラスエアフライヤー BOE122
ガラス製だからにおい残りにくく、油汚れもスッキリ落ちる
- 食洗機対応:◎(ガラスバスケット)
- 注目ポイント:ガラス素材で汚れが見える&落ちやすい/見た目もおしゃれ
- こんな人におすすめ:デザイン重視+衛生的に使いたい方
一般的な金属製バスケットと違い、ガラスは“ぬめり”が残りにくく、油汚れもスッと落ちる。におい移りを気にする人にもおすすめ。
どの機種も「食洗機対応」「取り外しやすさ」「コーティング加工」などの観点で選定しています。
価格や容量は異なるので、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
次章では、「よくある質問」や「誤解しやすいポイント」をQ&A形式で解説します。
よくある質問/洗いやすさに関するQ&A
ここでは、「ノンフライヤーの洗いやすさ」に関して、多くの人が疑問に思うポイントをQ&A形式で解説します。
実際に購入する前にチェックしておくことで、後悔を防げます。
Q1. ノンフライヤーのバスケットって、どれも食洗機に入れて大丈夫?
A. 製品によって異なるため、必ず「対応パーツの範囲」を確認してください。
「バスケットはOKでも、内アミはNG」「コーティングが剥がれやすいので手洗い推奨」など、製品ごとに扱いが異なります。
取扱説明書や公式サイトに「食洗機対応」と明記されているモデルを選ぶのが安心です。
Q2. コーティングがあるのに食洗機に入れても問題ないの?
A. 耐熱性が高く、食洗機対応と記載があれば基本的に問題ありません。
ただし、高温・強水流に弱い素材やコーティングもあるため、「耐久性」や「使い方の注意点」はチェックしておく方がいいでしょう。
Q3. 本体の内側やヒーター部分はどうやって掃除するの?
A. 本体内部は水洗いNG。基本は乾いた布か、固く絞った布でふき取ります。
焦げ付きやにおいが気になる場合は、
- 「クエン酸スプレー+乾拭き」
- 「水蒸気(スチーム)で浮かせて拭き取り」
などの方法が紹介されています。
スチーム洗浄モードを搭載したモデル(例:recolte RAO-3)も便利です。
Q4. 網(アミ)の部分が特に洗いにくいんですが…
A. 網目に油が残りやすく、焦げがこびりつくため、洗いにくさを感じやすい部分です。
以下の工夫が有効です:
- 調理後ある程度熱が冷めたらすぐにぬるま湯に浸け置く
- 細めのスポンジを使う
- 網が外せるモデルを選ぶ(→取り外しできないと洗いにくさ倍増)
まとめ:洗いやすさは「ノンフライヤー選び」の決め手になる!
ノンフライヤーは、油を使わずヘルシーに調理できる便利な家電ですが、「洗いにくいと結局使わなくなる」という落とし穴もあります。
だからこそ、選ぶときにはぜひ以下のポイントをチェックしてみてください:
- ✅ 食洗機対応のパーツがあるか(バスケット・内アミなど)
- ✅ コーティング加工で汚れが落ちやすいか
- ✅ 分解しやすく、構造がシンプルか
- ✅ サイズや重さが、家庭のシンクや食洗機に合っているか
これらをしっかり確認すれば、「使うたびに洗うのが楽しみになる」ようなノンフライヤーが見つかるでしょう。